読むだけで波動が上がり、守護神と繋がれる物語1回目

これは一人の女性が、生まれる前に自分の守護神と守護霊と一緒に設定した、人生の迷路ゲームを歩んでいく物語です。

それを彼女の守護霊まありんと、普通の人代表のAさん(30代男性)がモニターを通して眺めながら、ボケとツッコミさながらに対話していきます。生まれ落ちるときに、忘却の水を飲み、すべてを忘れてこのゲームに参加するのがルール。

自分で設定してきた条件に苦しみながらも、見えない世界に見守られ導かれながら、迷路のゴールにたどり着く女性の成長の物語を、ご一緒にお楽しみください。

☆第1の迷路 ~私をもっと愛してゾーン~
(一人の女性が迷路に足を踏み入れる。男性Aと彼女の守護霊まありん(Mと表示)がそれをモニターから見ている)

A:わあ、綺麗な人ですねえ。

M:思井浅子さん、30歳よ。雑誌のモデルをしているの。

A:どおりでスタイルも抜群ですね。
  けっこう、いえ、かなり僕のタイプかも・・・。
  これは楽しみになってきたなあ。
  でも、表情が暗いし、なんか元気ないですね。

M:彼女はさっき、モデル事務所から解雇通告を受けたばかりなのよ。

A:えっ、どうしてですか。こんなに美しいのに。

M:見た目はね。でも心が伴っていないのよ、残念なことに。
  生い立ちのせいもあって、性格がブスでブスでどうしようもないわ。

A:あのう、まありんさん、一応彼女の守護霊なんだから、嫉妬はナシでお願いします。

M:誰が嫉妬なんかするものですか。
  私は彼女を生まれる前から知っているのよ。
  このゲームの条件も障害物も一緒に考えたんだから。
  ちょっと厳しすぎた感はあるけれどね。
 
A:厳しすぎた?どんな生い立ちなんですか。

M:驚かないでね、実は彼女・・・人間とハ虫類のハイブリッドなのよ~!

A:え~~っ、マジすか?!そんなことってあるんですか?!それはあまりにもキツイ生い立ちですね~。

M:そんなことあるわけないでしょ。ほんとにあんた、見た目通りのバカね。
  この私が若い女に嫉妬したなんて言うから、ちょっとからかってみただけよ。

A:ちっ、根に持っていたのか、めんどくさい霊だなあ・・

M:えっ、なんか言った?

A:いえ、まありんさんも十分お美しいと・・・

M:おほほほ~、そんなことは言われなくも百も承知よ。
  守護霊界のマドンナとは私のことよ。

A:はいはい。ではそろそろ本題に入っていいですか。
  彼女の本当の生い立ちを教えてください。

M:そうね。彼女は、小さいころに両親が離婚して、母親の手で育てられてるの。
  母親は気さくな人で、小さなスナックを任されて、結構繁盛していたわ。
  忙しいから、彼女の世話はどうしても二の次になってしまうの。
  彼女が学校から帰ると、いつもテーブルに晩御飯代としてお金が置いてあったわ。
  小学校1年生からずっと、彼女は一人ぼっちでコンビニのご飯やパンを買って食べていたの。

A:親の愛に飢えた設定ですね。彼女、大丈夫かな。

M:だからサポーターも同時にたくさん設定しているわ。
  彼女は忘れているかもしれないけど、近所の子だくさんの奥さん、
  彼女を不憫に思って、よく彼女の家に栄養のあるおかずを届けてあげていたわ。
  お誕生日には、自分の家に招待して、手作りのケーキと共に家族でお祝いしたげたりね。
  一人っ子の彼女に、兄弟の雰囲気も味あわせたかったのね。

A:その人はサポーターなんですね。自分の役割をわかってやっていたのですか。

M:いいえ、その人も忘却の水を飲んでこのゲームに参加しているから、ここでサポートしないと、
  とかいう意識はなかったと思うけど、魂レべルでは覚えているから、どうしてもそうしたかった、
  ほおっておけなかったという感じかしら。
  頭では理解できない、やむにやまれぬ行動と言うのは、魂の次元での約束事が多いわね。

A:そうなんですね。
  あっ、まありんさん、大変です!
  浅子さんがレストランのトイレに入って、食べたものを自分から全部吐いています。
  なぜこんなことを。もったいないじゃないですか。

M:高校生の時からずっとそうよ。
  自分より細い女の子を見るたびに、負けたくないと思ったみたい。
  彼女は油断すると太るタイプなの。私から見たらもう少し太ってもいいくらいだけどね。
  彼女にとっての武器は、美しくあること。
  美しくなければ愛されないと思っているわ。
  モデルになってその傾向がさらに加速されたわね。

A:もう十分細くて吐く必要なんかないのに。そのままで綺麗なのに。
  あ、だけどモデル事務所解雇されたんですよね。

M:言ったでしょ。性格の問題ね。ちょっと彼女のつぶやきを聞いてみる?
浅子:何よ、あの社長のやつ!
  私がこんなにプロポーションを維持する努力をしているのを知らないで、
  30歳になったとたん、手のひら返しみたいに冷たくなって!
  あの21歳の新人モデルのせいね。
  この頃やたら売れ出したわ。社長に取り入ったに違いないわ。
  だから、ちょっとした彼女の過去の悪い噂をネットで流してやったわ、整形疑惑もね。
  なのに、何で彼女にCMの話が来て、私は解雇なの?!
  こうなったらあの事務所のあることないことをネットで書いてやる!あのモデルと社長の不倫疑惑も。
  今に見ていなさい。私を切ったことを後悔させてやる!!

A:怖っ!僕、だから綺麗な女の人苦手なんですよね。プライド高すぎ。

M:自分が綺麗な女の人と付き合ったことがないのを、変にすり替えないで。
  別にプライドは高くてもいいのよ、私を含め、美人はどうしてもプライドは高くなるわ。
  でも、真のプライドは、自分の在り方に対する自信や誇りのことで、
  馬鹿にされたくないという劣等感の裏返しや、虚栄心からのものではないわ。
A:僕の元カノは結構きれいでしたよ。今どこで何してるのかなあ・・・(遠い目)
  あ、今度は浅子さん、電話していますね。どこにかけてるのかな。

次回の続く→

 

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