読むだけで波動が上がり、守護神と繋がれる物語4回目

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20151005115215

~病院のカウンセリングルーム~

月:初めまして、思井さん。精神科医の月 読平(ツキヨミヘイ)です。
  これから定期的に思井さんのカウンセリングをすることになりました。

浅子:・・・・。そんなこと頼んだ覚えはありませんけど。

月:あなたのお母さんからのご依頼で、カウンセリング料もいただいています。

浅子:母が?

月:はい。あなたが何度もリストカットをして、自殺を試みるのは、自分に責任がある、とおっしゃっていました。
  小さい頃から仕事に忙しくて、あなたにちゃんと関わってあげられなかったからだと。

浅子:ふん。今さら言われてもね。

月:浅子さんとお呼びしてもいいですか。
  カウンセリングと言っても、そんなに堅苦しいことではないんです。
  浅子さんのお気持ちを聴かせていただくのが主になります。

浅子:別にしゃべることなんて何もありません。それより早く家に帰りたいんですが。

月:そうですか。無理強いはしませんよ。
  では、今日は顔合わせだけということで、お帰りいただいても結構ですが、一つだけ、お聞きしてもかまいませんか。

浅子:なんですか。

月:浅子さんは、イライラしたり、煮詰まったりした時に、気分転換のために出掛ける場所はありますか。

浅子:今思い浮かぶのは、クラブみたいな場所ですね。
  そこで友達とお酒飲んだり、音楽聴いたり踊ったりしていたら、少しは気分が紛れてきます。

月:そうなんですね。それはいいですね。音楽や踊りが好きなんですね。

浅子:はい。現実を忘れられますから。

月:なるほど。
  では、今日お帰りになる時に、戸外で気持ちのいい場所を見つけてください。
  そこで少しだけ、静かな時間を過ごしてみてください。
  あ、それからこの手紙、お渡ししておきます。あなたのお母さんからお預かりしたものです。

浅子:手紙?お母さんが私に?

月:はい、ではまた来週ここでお待ちしていますね。お気をつけてお帰りください。
  宿題をお忘れなく。

*************

A:なんかすごくいい先生ですね。
  男性なのに、物腰が柔らかくて、全てを受け止めてくれそうな、安心感のある先生ですね。

M:ふふふ。そうでしょ。でも彼は昔すごく荒れていたの。
  暴走族に入り、警察のお世話になったことも1度や2度ではないわ。
  暴走族の間の闘争に巻き込まれて、死にそうになったこともあるわ。
  それこそバッドエンドぎりぎりまで何回も行ったわね。
  その度に、彼の守護神であるツクヨミノミコトが彼を救ったのよ。

A:ツクヨミノミコト?どっかで聞いたことがあるような、ないような・・・

M:あなた日本人を30年以上やっていて、国の成り立ちの神話も知らないの。
  ほんとに無知にもほどがあるわ。

A:学校で教えてもらった記憶がないので・・・。
  こう見えて、縄文時代にはちょっと詳しいんですけどね。

M:日本の国土を作ったイザナギノミコトの子供よ。
  イザナギノミコトが黄泉の国の穢れを祓った時に、右目から生まれたのがツクヨミノミコトよ。
  ちなみに、左目からはアマテラス、鼻からスサノオが生まれたの。

A:鼻から牛乳じゃなく、スサノオが出て来たのですね!

M:・・・・。
  とにかく読平君は、本当は繊細で感受性の強い、心優しい男の子だったの。
  前世は白拍子よ。それはたおやかな美しい女性だったんだから。
  踊りも笛もすごく上手でね。見せてやりたいくらいだわ。惚れてしまうわよ、きっと。

続きは明日へ

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