第3の迷路 ~繋がりたいゾーン~ 11回目

20151028112228

それももう叶わない・・・。
これからロイとどんなふうに付き合っていけばいいの。

アマテラスさま、私、パートナーシップについて、
ノートにお願い事を書きましたよね。
その答えがこれですか?それならあんまりです。

それともパートナーはロイじゃないっていうことですか?
他に誰かいるのですか?
いやです、他の人なんて。
私はロイがいいんです!

彼とカヒコを踊る時、何気ない会話をする時、
目と目があった時、すごく幸せを感じました。
一緒にいるだけで安心しました。

こんなに人を信頼でき、心から寛げたのは初めてです。
何でロイじゃないんですか。
ロイは結婚まで考えてくれていたのに!
私にはまだパートナーシップは無理なんですか?
黙ってないで何とか言ってくださいよ!

(ひとしきり泣いたあと、ベッドから起き上がって、机に向かう)

やっぱり、守護神なんているわけないわね。
こんなの書いてもなんにもならないわ!

(ノートをごみ箱に捨てる)

*********************

A:あーあ、浅子さん、アマテラスさまに八つ当たりして、
  大事なノートを捨ててしまいましたね。
  これって、また昔の浅子さんに逆戻りってことですかね。

M:今までは、ちょっと助けを呼んだだけで、
  上からのヘルプをいただけていたわよね。
  今回はノートに書くという、積極的なアプローチを自分からしたのにも関わらず、
  彼女にとっては最悪の事態になったので、やけになっているのよ。
  でも、神様のされることは、人間の制限された思考では理解できないから、
  ある意味仕方がないわね。
  蟻が人間の世界を限定的にしか知りえないのと同じよ。

  ロイは、浅子さんの本当のパートナーではないのよ。
  このゲームでは、彼女は彼と結婚してハワイに住む設定はしてないの。
  それはもう過去世で経験済みなので、同じことをする必要はないのよ。

A:ということは、過去世では浅子さんとロイは夫婦だったんですか?

M:ええ。それこそ律子さんとニギハヤさんのように、
  同じ目的で繋がった、とても素敵な夫婦だったわ。
  二人が一緒に踊るカヒコは圧巻で、ペレが非常に喜ばれたのよ。
  男女ペアで踊るカヒコはあまりないのだけど、二人は特別だったわ。

  自分の存在に価値を見いだせなくなっている浅子さんにとって、
  素晴らしい過去世を過したハワイのエネルギーが必要だったわ。
  そのためにペレが彼女を呼んで、カヒコを踊らせたのよ。
  それはペレの強いリクエストでもあったのだけど。
  そして愛することをまだ知らない浅子さんが、
  心から人を愛し、愛される感覚を思い出すには、ロイがベストだった。

  それに彼女の、捨てられた可哀そうな私、
  という信念の根っこも癒される必要があるの。
  育てのお父さんの件は誤解だったから許せたけど、
  本当に捨てた実の父親に対する彼女の恨みの思いを、
  このハワイの地でなんとかしたいわね。

(続きは明日へ)

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