第3の迷路 ~繋がりたいゾーン~ 16回目

20151025125827

モアナ:浅子が発光している?背中に光の剣が見えるわ。
  ちょうど背骨と重なっている。
  それが光っているのね。

  あら、私が集めて送ったマナもそこで光り輝いている。
  その光がみんなのところに飛んで行って、
  みんなのマナの光を増幅しているわ。
  これはうちの家に伝わる代々の秘伝なのに、
  カフナでもない浅子がフラを通じてそれをしているわ!

浅子:わあ、みんなの顔が光っている!なんて美しいの!
  それに胸から光の手が出て、私たち全員を結んでいるのが見える。
  私達は今、光で繋がっているのね。

ロイ:これは見事だ!
  一糸乱れぬとはこういうことを言うのだな。素晴らしい!
  あ、お父さん、見に来てくれたの?

ロイの父:1年に1度のお前の晴れ姿を見逃すわけにはいかないよ。
  お前たちのカヒコ、今まで一番感動したよ。涙が出た。
  それに、アサコ。
  このアウアナでも一番輝いているが、カヒコをあれほど踊れるとは。

ロイ:自分の娘として誇らしいかい。

ロイの父:親がなくても子は育つ、というけれど、
  こんな素晴らしい女性に成長してくれて、
  キリコに心から感謝するよ。
  どんなに苦労して育ててくれたことだろうか。

(アウアナが終わり、これもまたスタンディングオベイションが起こる)

浅子:ロイ!どうだった?
  みんなとちゃんと合わせれたと思うんだけど。
  あ、お父さん・・・。

ロイの父:アサコ、カヒコもアウアナも、本当に素晴らしくて驚いたよ。
  君のことを心から誇りに思うよ。キリコにも感謝でいっぱいだ。
  アサコ、今さら許して欲しいなんて虫のいいことは思ってないが、
  若かったとはいえ、自分のしたことを心から悔いている。
  本当にすまなかった。(深く頭を下げる)

浅子:お父さん、頭を上げてください。もういいんです。
  あなたが私の写真をずっと持っていて下さったことがわかって、
  恨む気持ちが和らぎました。

  あなたなりに私と母を気にかけてくれていたのだと。
  まるっきり忘れられているのかと思ってましたから。
  お父さんもずっと苦しんでいたのですね。

  そしてフラを踊ることで、みんなと繋がり、地球とも繋がることができ、
  自分の存在を超えた感覚を経験させてもらいました。

  そこは光の絆の海でした。
  自分も他人もなく、大いなる一つに溶けていました。
  捨てられたとか、認められてないとか、
  そんなちっぽけなことにこだわって拗ねている自分が恥ずかしく思いました。

  身体はこんなに大きくなっても、
  心はまだ親の愛を欲する小さな子供のままでした。
  私もこれから人の親になるかしれないのですから、
  もっと大人にならないといけませんね。

  あなたにお会いできてよかったです。
  今まで考えないようにしてきた空白の部分が満たされました。
  本当に新しいスタートが切れそうです。
  母に早速伝えますね。

  機会があれば、ご家族でぜひ日本に遊びに来てください。
  ロイも、いろいろありがとう。
  あなたに会えて、本当に良かった。

(続きは明日へ)

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