第4の迷路 ~貢献したいゾーン~ 11回目

20151025125808

月:
浅子さんの役目が大きいですね。
浅子さん、あなたの苦しみが無駄ではありませんでしたね。
僕は、本当にうれしいです。あなたに、あなたの今までの全てに感謝します。

浅子:
月先生・・・。ありがとうございます。
月先生のお導きで、守護神に繋がれたおかげです。
私も月先生の存在に深く感謝いたします。

月:
今日は美穂ちゃんに限らず、浅子さんがカウンセリングで関わってくれた方たちもたくさん来られています。
上司にいじめられて鬱傾向にある会社員のAさんも来られていますし、
小さい頃から医者になることを親に期待されて、
ようやく医学部に入学できたとたんに無気力になって大学を休学しているB君も来てくれています。

浅子:
わあ、嬉しいです。お誘いした時はあまり興味がなさそうだったのに。
それに、同性愛をカミングアウトしたことがきっかけで会社を辞めざるを得なくなったCさんも来られていますね。

月:
みんな浅子さんのファンになってしまったのですよ。
僕も今日のイベント、とても楽しみです。
長くカウンセリングをしていますが、ダンスセラピーなんて初めてですから。

音也:
浅子、では始めようか。

浅子:
みなさん、本日はウクレレとダンスの会にお集まりいただきありがとうございます。
今までは音也のウクレレ演奏と、それに合わせて私が踊るというコラボコンサートの形を取っていましたが、
今回はコンサートではなく、月先生の精神科の治療の一環として、
ダンスセラピーというものをさせていただきます。

つまり、皆さんが主人公のダンスイベントです。
初めてのことなので戸惑うかもしれませんが、
順を追ってゆっくりとやっていきますので、安心してください。
とにかく、身体と心が気持ちよく緩む感覚を味わってくださいね。

では、まずはストレッチからです。
(音也がウクレレでBGM的な演奏をする)

首をゆっくり回しましょう。
そして次は手首、そして足首をゆっくりと回してください。
膝を軽く曲げて軽く何回か屈伸してください。
足の裏に意識を集中して、大地を感じましょう。

足をどしどしと踏み鳴らしてください。
はい結構です。

それでは両足を肩幅に広げて、腕を前後にゆっくり振りましょう。
ウクレレの音楽に合わせて、肩の力を抜いて、重力にお任せして、ぶらぶらと振ってください。

(初めは皆ぎこちないが、そのうち力が抜けてくる)

次に身体は正面に向けたまま、前後に振っていた腕を左右に振ってください。
両腕の力を抜いて、自分がでんでん太鼓になった気分で、
両腕を身体にまとわりつかせる感じで振ってください。

気持ちよく、ゆらゆらさせてくださいね。
身体が緩んでどんどん気持ち良くなってきたら、
自分の動きたいように手足を動かせてください。
ウクレレの演奏に合わせて、自分なりのダンスを踊ってください。

(皆周りを見渡して、動こうとしない。浅子が見本を見せて、身体を自由に動かせる。月先生がそれに続く)

外に注意を向けると、他の人の目が気になって踊れなくなるかもしれないから、内側に注意を向けてください。
自分の身体にありがとう、って心の中で言いながら身体を動かせてみてください。

(続きは明日へ)

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