第4の迷路 ~貢献したいゾーン~ 24回目

20151125013427

(浅子、心を落ち着けてやってみる。
ハートの扉を開き、アマテラスとマリアに繋がると強く意図し、イメージする。
ハートが金色の光を放ち、アマテラスが現れる)

アマテラス:
浅子さん、背骨の剣を取り出して。
それで正勝君の喉に巻きついている黒い紐のようなものを切断しなさい。

(浅子が自分の背骨の中にある剣をイメージすると、剣が手の中に現れる。
それを正勝ののどに当て、すっぱりと黒い紐を切る。
すると次にマリア様が現れ、キラキラ輝くブルーの光で、正勝の喉を照射する)

隊員:
あ、呼吸が戻りました!
もう大丈夫です。
念のため、病院に搬送します。

音也:
ああ、よかった~。
正勝、びっくりさせるなよ~、命が縮んだぜ~。

浅子:
(泣きながら)アマテラス様、マリア様、ありがとうございます!
本当にありがとうございます!

(正勝の胸の奥にあるカガミが光り輝いている)

正勝:
お母さんの愛が僕のカガミを照らしてくれたおかげで、黒い紐がどこかに消えたよ。
それは今まで僕の足とか手にもまとわりついていて、すごく邪魔だったんだ。
ああ、すっきりした。お母さん、ありがとう。

浅子:
正勝、こちらこそ、ありがとう!
生きていてくれて、ありがとう!
もうそれだけで十分よ。
あなたが生きてくれさえすれば、何もいらないわ。

~希望の王国~

月:
音也、浅子さん、カフェオープンおめでとう!

(大型バイクから月先生と奥さんが降りてくる。二人とも黒の革ジャンを着ている)

音也:
おお、こんな辺鄙なとこまではるばる来てくれて、ありがとう。
お前のバイク姿、久しぶりだな。
奥さんも相変わらずその制服、似合ってますね。

月の奥さん:
まあ、制服だなんて。
もう族はとっくに卒業してるわよ(笑う)

浅子:
(目を丸くして)えっ、月先生なんですか?どなたが来られたのかと。
奥様ですか。初めまして、月先生にはいつもお世話になっています。

音也:
さすが元暴走族だけあるなあ。
よくそんなでかいバイクを乗り回せるな。

月:
タンデムするにはこれくらいがいいんだよ。

音也:
この奥さんも、女暴走族のトップだった人なんだ。
こんなに革ジャンが似あう40歳もいないだろ。

浅子:
お二人とも、とてもかっこいいです。
ただ、月先生のイメージが・・・。

月:
ははは、人間は見かけが9割とかいうけど、そんなに浅いものじゃないよ。
ブラック読平だっているしね。

月の奥さん:
この人、バイクに乗ると人が変わるのよ。
まあ、そのギャップに惚れたんだけどね。

音也:
相変わらず、仲がいいね。ごちそうさま。

(正勝が走って来る)

月:
おお、正勝君、大きくなったね!
歩けるとは聞いていたけど、走れるようにもなったんだね。
すごい成長ぶりだね!

音也:
喉を詰まらせて死にかけて、
そこから蘇生してからどんどんできることが増えてきたんだ。
小児科の先生もびっくりしてるよ。

ただ、言葉があまり出ないんだけど、
なぜか浅子はちゃんと意思疎通できてるんだよ。
テレパシーが使えるのかな。母親っていうのはすごいね。

キリコ:
月先生、お久しぶりです。

月:
わあ、キリコさん、ほんとにお久しぶりですね。
お元気そうでなによりです。

(続きは明日へ)

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